実話テロ映画『ホテル・ムンバイ』の事実!どこまで本当なのか解説

映画『ホテル・ムンバイ』は、2008年に実際に起きたムンバイ同時多発テロを題材にした実話映画です。無差別テロの凄惨さ、勇敢なホテルマンたち、テロリスト側の視点、さらに当時の人種問題まで丁寧に描かれました。

しかし「どこまで実話かな?」と感じた方もいらっしゃるはずです。この記事では、映画『ホテル・ムンバイ』がどこまで実話なのかを解説します。実話の解説やタージマハル・ホテルに関する内容にはネタバレを含みますので、鑑賞してからさらに理解を深める際にお役立てください。

この記事でわかること
  • 映画『ホテル・ムンバイ』の概要
  • 2008年に起きたムンバイ同時多発テロの概要
  • 映画『ホテル・ムンバイ』で実話の部分
  • タージマハル・ホテルの現在
  • 映画『ホテル・ムンバイ』を鑑賞できるサービス

映画『ホテル・ムンバイ』とは

主人公・主演
アルジュン(デブ・パテル)
監督
アンソニー・マラス
脚本
ジョン・コリー、アンソニー・マラス

映画『ホテル・ムンバイ』は、2018年に製作されたオーストラリア・インド・アメリカの合作映画です。2008年に実際に起きたムンバイ同時多発テロを題材にした実話映画です。オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で多くの賞を受賞しました。まず、主要キャスト簡単なあらすじを紹介します。

映画『ホテル・ムンバイ』の主要キャスト

役名 キャスト名
アルジュン デブ・パテル
デヴィッド
アーミー・ハマー
ザーラ・カシャニ
ナザニン・ボニアディ
サリー
ティルダ・コブハム=ハーヴェイ
ヘマント・オベロイ料理長 アヌパム・カー

主演のデブ・パテルはイギリス出身ですが、インド人の両親もとに生まれています。本作の他にも『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』に出演しています。2016年に公開された『LION ライオン 25年目のただいま』でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、注目が集まっている俳優です。

映画『ホテル・ムンバイ』の簡単なあらすじ

舟でバックパッカー風の若者がムンバイに到着します。彼らは、テロリスト。リュックに隠していた銃をトイレで組み立てると、駅で無差別な殺戮行為を始めます。

テロは、ムンバイの数か所で行われました。インドを代表する五つ星ホテルタージマハル・ホテルにまで、テロ行為が及びます。料理長のオベロイはアルジュンをはじめとする従業員たちと、お客様を守るために行動を始めます。

2008年のムンバイ同時多発テロとは

ムンバイ同時多発テロは、2008年11月26日に発生しました。甚大な被害から同国史上最悪のテロ事件といわれています。映画『ホテル・ムンバイ』で描かれたタージマハル・ホテルは、実際にテロ行為を受けた場所のひとつです。

ムンバイ同時多発テロでは、172人の死者(34人が外国籍)と239人の負傷者が確認されました。テロ実行犯の人数は10~25人と、情報によってさまざまです。

意見が分かれる部分ですが、パキスタン系のテロリスト集団による犯行と考えられています。理由は以下の通りです。

  • 報道機関に送られてきた犯行声明の電子メールの送信元がパキスタン
  • 逮捕したテロリストが本拠地がパキスタンだと供述した

ムンバイ同時テロは11月28日に終結宣言を出されたものの、すぐ撤回。タージマハル・ホテルにはその時刻もまだ立てこもりや爆破が続いていました。よって、ムンバイ同時多発テロが完全に終結したのは、11月29日朝でした。

参考文献:Wikipedia ムンバイ同時多発テロ

映画『ホテル・ムンバイ』で実話の部分

映画『ホテル・ムンバイ』で題材されたムンバイ同時多発テロは、実際に起きました。映画では臨場感に溢れる描写で描かれています。ここで紹介するのは、映画で描かれた部分で実話だと確証できた部分です。

映画のネタバレに関する部分も含みます。内容の理解を深めるために、お役立てください。

五つ星ホテルのタージマハル・ホテル

映画『ホテル・ムンバイ』でテロが行われたタージマハル・ホテルは実在します。作中でも描写があったように、豪華絢爛な五つ星ホテルです。

タージマハル・ホテルは、1903年12月16日に開業しました。一流のホテルとして、政治家や著名人も宿泊するそうです。オバマ大統領やエリザベス女王、キャサリン妃などの要人やビートルズのジョン・レノンなど。館内は楽園のように美しく、宿泊客は一流ホテルのサービスを受けられます。

リーダーシップを発揮したオベロイ料理長

登場人物で実在するのは、オベロイ料理長でした。演じているのは、インド出身の俳優であるアヌパム・カーです。他の登場人物も完全に架空の人物とも言い切れないものの、アルジュンやザーラ、ワシリーなども生存者の証言を組み合わせた人物でした。

MEMO
映画『ホテル・ムンバイ』は、製作にあたって入念なリサーチをしています。現地での生存者へのインタビューや残されていたテロリストの記録を読み込むなど。本作の臨場感にも繋がっています。

実在するオベロイ料理長は、「インド最高のシェフ」という称号を持つ一流シェフです。映画で描かれていた通り、優れたリーダーシップも持ち合わせています。

テロリストたちの行動

映画『ホテル・ムンバイ』では、当日行ったテロリストの行動も再現されています。実際に小さな舟でテロリスト達がやってきました。怪しく感じた地元漁師がテロリスト達に職業を尋ねると学生だと答えたという記録も。不審に思った地元漁師は通報したそうですが、警察からは反応がなかったそうです。

参考文献:Wikipedia ムンバイ同時多発テロ

特殊部隊の到着するタイミング

11月29日午前8時、タージマハル・ホテルで特殊部隊が最後の任務を完了させます。この時点でテロ発生から60時間が経過していました。

映画『ホテル・ムンバイ』でも触れられたように、実際の特殊部隊の到着も遅かったようです。突入した地元警察がテロリストによって、射殺されたのも事実。特殊部隊の隊長を含む3名の警察幹部が亡くなっています。

MEMO
キャッチコピーになっている名も無き英雄たちは、確かに実在します。

タージマハル・ホテルの現在

タージマハルホテルは、2022年現在も営業しています。ムンバイ同時多発テロ直後は、放火や銃撃、爆破などによる建物の損傷によって、営業停止していました。

事件から3か月後には、修復を終えてリニューアルオープンを果たします。映画『ホテル・ムンバイ』のエンディングは、リニューアルオープン時の記録映像です。実在のオベロイ料理長もリニューアルオープン時の式典に出席しています。その場で、テロに屈さない意思を表明しました。

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まとめ:映画『ホテル・ムンバイ』の名も無き英雄たちは確かに実在する!

この記事では、映画『ホテル・ムンバイ』がどこまで実話なのかを解説しました。

映画『ホテル・ムンバイ』どこまで実話
  • 五つ星ホテルのタージマハル・ホテル
  • リーダーシップを発揮したオベロイ料理長
  • 当日のテロリストの行動
  • 特殊部隊の到着

ムンバイ同時多発テロ以降、インド国内のセキュリティーが向上します。格段に治安が凄く良くなりました。作中には、当事者が無意識に差別を行ってしまう描写もありました。

牛肉を食べない、人前でターバンを外さないなど。細やかな部分にも注目して鑑賞すると、また発見があるかもしれません。映画『ホテル・ムンバイ』は、凄惨なテロの根本に配慮された映画でした。

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