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Netflixの『グッド・ナース』は実力派キャスト陣の怪演による実話サスペンス

『グッド・ナース』は実話映画なの?

グッド・ナース』は、アメリカで実際に起きた事件を基に作られた実話映画。映画の冒頭では「実話に基づく映画」だと表記されたうえで始まります。内容の恐ろしさに加えて、キャスト陣の怪演も魅力です。

この記事では『グッド・ナース』の概要と出演キャスト、見どころを紹介します。見どころの紹介にはネタバレを含みますので、都合に合わせてご覧ください。

  • 『グッド・ナース』は実話サスペンス
  • 『グッド・ナース』の題材となった事件には不明点が多いものの、多くの入院患者が犠牲になった恐ろしい事件
  • アカデミー賞受賞俳優・女優であるジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインが主要キャスト
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『グッド・ナース』は実話サスペンス

主人公・主演エイミー・ロークレン(ジェシカ・チャステイン)
監督トビアス・リンホルム
脚本クリスティ・ウィルソン=ケアンズ

『グッド・ナース』は2022年公開のアメリカ映画です。ジャンルは、サスペンス。実際に起きた事件が基になっています。医療系書籍を執筆しているチャールズ・グレーバーの著作『The Good Nurse(原題)』が原作です。

『グッド・ナース』の簡単なあらすじ

エイミー・ロークレンは心臓病でありながらも、救急病棟で働く看護師。命を脅かす心臓病と戦いながらも看護師として働く理由は、シングルマザーだからです。エイミーには2人の幼い娘がいます。

ある日、エイミーが働く救急病棟に優秀な看護師であるチャールズ・カレンが配属。優しさと思いやりのあるカレンとすぐに仲良くなりました。しかし、カレンが来てから奇妙な出来事が起こりようになります……。

『グッド・ナース』が見れるのはNetflixと一部の劇場

2022年11月時点で『グッド・ナース』は、Netflixと一部の劇場で見れます。劇場公開されている都道府県は、北海道・富山・愛知とかなり限定的です。該当する地域でも限定的な劇場で公開されています

「どうしても劇場で見たい」といった理由がなければNetflixで見るのが無難です。Netflixは『グッド・ナース』以外にも見応えのある実話映画を豊富に取り揃えていますよ!

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『グッド・ナース』の主要キャストを紹介

『グッド・ナース』が実話サスペンスとして魅力的な作品なのは、内容だけでなく俳優達の演技力も理由の一つです。『グッド・ナース』で活躍するキャストを紹介します。

ジェシカ・チャステイン(エイミー)

出典:Movie Walker

ジェシカ・チャステインは、アメリカ・カリフォルニア州出身の女優です。2011年の『ヘルプ 心がつなぐストーリー』でアカデミー助演女優賞を獲得。複数回のアカデミー賞ノミネートに加えて、2021年の『タミー・フェイの瞳』ではアカデミー主演女優賞を獲得するなど、実力派女優として活躍しています。

出演代表作は『テイク・シェルター』、『ツリー・オブ・ライフ』、『インターステラー』など。シリアス作品への出演が多いです。

『グッド・ナース』では主人公のエイミー・ロークレンを熱演。幼い娘たちに優しい母親に加えて、救急病棟の患者にも細やかな気配りを見せる姿など、心優しくも芯のあるエイミーを演じています。

エディ・レッドメイン(チャールズ・カレン)

出典:Movie Walker

エディ・レッドメインは、イギリス・ロンドン出身の俳優です。ロンドン・イブニング・スタンダード・アワードやローレンス・オリビエ賞など、イギリスで名誉のある演劇賞を数多く獲得しています。

主演として、スティーブン・ホーキング博士を演じた伝記映画『博士と彼女のセオリー』では、アカデミー主演男優賞を獲得。他にも、ゴールデングローブ賞主演男優賞、英国アカデミー賞主演男優賞、全米映画俳優組合賞など、名だたる映画賞を複数受賞しました。

2010年以降の出演代表作は『レ・ミゼラブル』、『リリーのすべて』、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、『シカゴ7裁判』など。数多くの話題作に出演しています。

『グッド・ナース』では、主人公の同僚であるチャーリー・カレンを演じました。チャーリー・カレンの底知れぬ雰囲気を見事演じています。

『グッド・ナース』のサスペンス映画である見どころ

『グッド・ナース』は、実際に起きた事件を題材にしているのが最もポイントです。そして本作のジャンルはドキュメンタリーではなく、サスペンス。

サスペンス映画では、展開やストーリーを構成する要素で恐怖や緊張が味わえます。「題材が実際に起きた事件だから怖い」「サスペンス仕立てだから怖い」という両方の側面があるのも特徴です。

ここでは『グッド・ナース』のサスペンス映画としての魅力について紹介します。内容にネタバレを含むので、ご都合に合わせてご覧ください。

ヘルスケア・シリアルキラーによる不明点の多い殺人事件が題材

『グッド・ナース』の題材は、ヘルスケア・シリアルキラーによる連続殺人事件です。ヘルスケア・シリアルキラーは医療連続殺人犯とも呼ばれ、医療現場で患者を殺傷する医療従事者を指します。

『グッド・ナース』で取り上げられたチャールズ・カレンの犯行は、1988年から2003年にかけて現実世界で行われました。

全体の犠牲者数が把握できておらず、犯人の動機もわかっていません。一見すると、映画の題材にするには不明点が多すぎて難しそうですが「わからないからこその恐怖」を忠実に実現。

過剰に物語を盛り込んだり恐怖描写を多用したりせず、実際に起こった事件を基にしたサスペンス映画が見事に描かれました。

犯人の心の闇も細やかに再現

実在するチャールズ・カレンは1960年に、8人兄弟の末っ子として誕生。子ども時代を聞かれた時には「惨めだった」と答えています。幼少期には虐待といじめを経験。自殺未遂は9歳頃から繰り返していました。

17歳頃には母親の死を経験。母親の入院先だった病院が遺体を家に戻さず、火葬したことに腹を立てます。この出来事は『グッド・ナース』の序盤でエイミーに伝える形で語られました。

映画に登場するチャールズ・カレンは実在するチャールズ・カレンの過去を踏まえて、不安定心を持つ様子が丁寧に描かれています。

勇敢な女性が主人公

『グッド・ナース』に登場するエイミーは心臓病でありながらも、救急病棟で働く看護師として描かれています。母親としても看護師としても、優しい女性です。自身の娘達が健やかに過ごせるよう配慮したり、患者とその家族が過ごす時間に配慮したりしました。

優しさに加えて、行動力も備えています。警察の捜査だけでなく、取り調べにも協力。エイミーがいなければ、事件の解決は難しかったかもしれません。

エイミーも実在する?

ラストでエイミーのその後も紹介されています。よって、エイミーも実在する人物です。

優しさと底知れなさが怖い同僚

『グッド・ナース』に登場するチャールズ・カレンは、エイミーとエイミーの娘達には優しさを見せていました。一方で、チャールズ・カレンは弱い立場である入院患者を手にかけるシリアルキラーです。いい人でもあり、悪い人でもあります。

チャールズ・カレン演じるエディ・レッドメインはホーキング博士やリリー・エルベなど、実在する個性豊かな人物の演技経験が豊富です。本作でも、優しいのに不気味な同僚を見事に演じています。

怪演が光る取り調べシーン

『グッド・ナース』の終盤では、チャールズ・カレンの取り調べが行われました。目的は、証拠を押さえて逮捕するためです。犯行への質問に対して、チャールズ・カレンは「I can’t(できない)」を繰り返します。ここはかなり狂気を感じるシーンです。

狂ったように同じ言葉を繰り返すチャールズ・カレンに、刑事達も戸惑った表情を見せます。最後は、エイミーとの会話が決め手となり逮捕されました。

実際の事件の逮捕の決め手はどうだった?

チャールズ・カレンは、2003年12月12日にレストランで逮捕されました。捜査協力をしたエイミーがつけた盗聴器の録音が証拠です。『グッド・ナース』はリアリティを重視した映画ですが、実際に犯人逮捕に至った決め手は異なりました。

まとめ:『グッド・ナース』は実話の恐怖感を実力派キャスト陣の怪演で増強している!

出典:映画.com

この記事では、『グッド・ナース』の概要と出演キャスト、見どころを紹介しました。実話サスペンスとして完成度の高い『グッド・ナース』はNetflixで鑑賞できます。興味のある方は、ぜひご覧ください!

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