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エリック・クラプトンの凄さとは?功績や経歴、代表曲も詳しく紹介します

エリック・クラプトンってどう凄いの?

エリック・クラプトンは、世界的な影響力を持つ天才ギタリスト。ギタリストだけでなく、洋楽好きの方もエリック・クラプトンの名前を聞いた方は多いはず。

しかし「エリック・クラプトンのどこが凄いのかわからない」そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこでこの記事では、エリック・クラプトンの凄さにあたる経歴と功績を解説したうえで、エリック・クラプトンの代表曲を紹介します。天才ギタリストの世界観に触れてみましょう!

エリック・クラプトンの凄さがわかれば、代表曲の良さがさらに際立ちます!

エリック・クラプトンってどんな人?

音楽活動名エリック・クラプトン
本名エリック・パトリック・クラプトン
生誕1945年3月30日(2023年1月時点で77歳)
活動期間1963年~
国籍イギリス

エリック・クラプトンは、最も重要で影響力のあるギタリストといわれています。名実ともに世界的なギタリストであり、ミュージシャンとしても名誉ある賞をたくさん保有。

イギリスではもちろん日本でエリック・クラプトンをリスペクトする人も多いです。「LAYLA.(いとしのレイラ)」や「Wonderful Tonight」といった名曲を多く世に生み出しています。

エリック・クラプトンの功績は?

エリック・クラプトンの偉大な功績から「ギターの神様」とも呼ばれます。

  • ローリング・ストーン誌の史上最高のギタリスト100人で2位
  • ギターメーカーであるギブソン社による史上最高のギタリストトップ50で4位
  • 3大ギタリストの1人に君臨
  • グラミー賞を18回受賞
  • ロックの殿堂入りを3回受賞

エリック・クラプトンがギタリストして活動を始めたのは、なんと1963年。そして、2023年にも来日予定が発表されるなど、現在もギタリストとして精力的に活動中です。

そんなエリック・クラプトンの功績には、ギタリストとして名誉ある賞が多いのはもちろん、グラミー賞やロックの殿堂入りといったミュージシャンとして名誉ある賞も多く受賞しています。

エリック・クラプトンといえば「スローハンド奏法」

スローハンド奏法とは、エリック・クラプトンがギターを弾く動きが速すぎてむしろゆっくり見える様子です。

速すぎてゆっくりって、つまりどういう意味?

考えられるのは、2つ。

  • 言葉の意味通り、ギターを弾くエリック・クラプトンの左手が速すぎて目で追えない。
  • エリック・クラプトンが難易度の高い演奏を披露しているけど、なぜか簡単そうに見える。

本当に技術力があるギタリストは、上手いだけでなく演奏を魅せる力も素晴らしいです。技術力に余裕があるからこそ、難易度の高い演奏が観客からは簡単そうに見えます。もちろん、並大抵の努力では辿りつけません。

エリック・クラプトンの名言に、以下のような言葉があります。

ステージに上がった時、自分が一番上手いと思え。
ステージを降りている時、自分は一番下手だと思え。

エリック・クラプトンの名言

一見すると余裕を感じさせるスローハンド奏法ですが、ステージを降りている時の努力でできています。

エリック・クラプトンの経歴

ここでは、エリック・クラプトンの経歴を紹介します。

ギターと出会いブルースを練習する子ども時代

1945年、エリック・クラプトンはイングランドのサリー州リプリーで誕生します。初めてギターを手にしたのは、13歳の誕生日。しかし、ガットギターなのにナイロン弦ではなくスチール弦が張られているというおかしなギターであったために、演奏が困難でギターへの興味をなくします。

15歳で再びギターを手にして、本格的に練習を開始。独学でギターを学びます。初めてカバーした曲は、ハリー・ベラフォンテのScarlet Ribbonsでした。

16歳頃には、卓越したテクニックで地元で注目のギタリストになります。この頃のエリック・クラプトンはストリート・パフォーマンス(路上ライブ)をしており、キングストンやリッチモンドで演奏をしました。さらに、17歳で地元のパブでブルースを演奏するようになり、友人の紹介でルースターズに加入します。

1963年「ヤードバーズ」に加入してから「ブルースブレイカーズ」に加入

出典:Amazon

ルースターズは半年ほどで解散して、エリック・クラプトンはヤードバーズに加入します。音楽シーンの第一線で活躍するヤードバーズに加入したことで、エリック・クラプトンもギタリストとして、急速に知名度を高めました。当初のヤードバーズの音楽性はブルースでしたが、メジャーデビュー後は商業的戦略からポップス路線へ方向転換。ブルースにこだわるエリック・クラプトンは、1965年にヤードバーズを脱退しました。

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エリック・クラプトンはヤードバーズの次に、ブルースブレイカーズに加入します。ブリティッシュ・ブルースの父という異名を持つジョン・メイオールのバンドです。エリック・クラプトン在籍時代に発表された『Bluesbreakers With Eric Clapton』は、現在もブルースの名盤として高い人気を獲得しています。

1966~1968年は伝説のトリオバンド「クリーム」で活動

出典:Amazon

エリック・クラプトンは、トリオバンド「クリーム」を結成。クリームをきっかけに、エリック・クラプトンはアメリカやヨーロッパでの知名度も獲得します。高度な演奏力を持つ3人が個性をぶつけるアドリブ合戦は、見る者を圧倒しました。

クリームの名曲は?
  • Sunshine Of Your Love
  • Crossroads
  • Goodbye

名実ともに成功を収めたクリームですが、バンド内の人間関係が悪化したために約2年という活動期間で解散します。

「ブラインド・フェイス」「デレク&ザ・ドミノス」を結成するも苦悩の時期を迎える1970年代

エリック・クラプトンは自身の音楽性を追求するために「ブラインド・フェイス」や「デレク&ザ・ドミノス」といったバンドを結成。1960年代はギターの主張が強い音楽を奏でていたエリック・クラプトンですが、1970年代は自身の音楽性を研究していたようにも見えます。

そして結成したバンドがどちらも解散した1971年から、アルコールとドラッグに入り浸る低迷期でした。1974年に完全復活として『461 Ocean Boulevard』を発表します。

様々な音楽を追求したエリック・クラプトンですが、原点回帰といえるすっきりとしたバンドサウンドに戻ってきたのが1977年に発表されたアルバム『Slowhand』でした。

2000年以降は安定した音楽活動を行う

成功を収める一方で、苦悩の時期が続いたエリック・クラプトン。しかし、2000年代から現在まで安定した音楽活動を継続しています。

エリック・クラプトンは成功を収めたギタリストですが、苦難に満ちた人生を経験しています

エリック・クラプトンの代表曲

エリック・クラプトンが持つミュージシャンとしてのキャリアは、とても長いです。ここでは「どの曲から聞いたら良いのかわからない…」という方へ向けて、エリック・クラプトンの代表曲を3曲に厳選して紹介します。

エリック・クラプトンの代表曲は?
  • Sunshine Of Your Love
  • LAYLA.(いとしのレイラ)
  • Wonderful Tonight

Sunshine Of Your Love

Sunshine Of Your Loveは、クリーム時代の名曲です。アルバム『Disraeli Gears(カラフル・クリーム)』に収録されています。発売当時に爆発的な人気を獲得しただけでなく、現在もロック・スタンダードとして人気が高いです。

高い技術力と個性を持つ3人の演奏が1曲のなかでユニゾンとなって絡み合ったり主張しあったりしています。昔の若くて主張が強いエリック・クラプトンの演奏を堪能した方におすすめです。

LAYLA.(いとしのレイラ)

LAYLA.は、1971年のデレク&ザ・ドミノス加入時に発表されました。現在でこそエリック・クラプトンの代表曲として根強い人気を誇る名曲ですが、発表当初は不人気でチャートインすらしていませんでした。

エリック・クラプトンの音楽的表現力が光る名曲です。力強い歌声の通常バージョンとしっとりとしたアコースティックバージョンがあります。ライブではエリック・クラプトンがイントロを弾いただけで歓声があがるほど人気です。

Wonderful Tonight

Wonderful Tonightは、1977年のアルバム『Slowhand』に収録されています。エリック・クラプトンの名バラードとして人気です。

ミドルテンポで情感溢れるギターが堪能できます。エリック・クラプトン自身もお気に入りのようで、ライブ盤での登場回数が多い曲です。

まとめ:エリック・クラプトンの凄さが感じられる代表曲を聞いてみよう!

エリック・クラプトンは、長くにわたって第一線で活躍し続けるギタリスト。長いキャリアにある華やかな成功とは裏腹に、数多くの困難を経験しました。近年は仲間と共に安定的に音楽活動をしており、2023年4月には来日予定が発表されています。

エリック・クラプトンの凄さは?
  • ギタリストとしてもミュージシャンとしても凄い賞を複数受賞している
  • 苦難の人生を歩みながらもギタリストとして長年活躍している
  • スローハンド奏法で見る者を圧倒する

エリック・クラプトンの凄さが感じられる代表曲を聞いてみましょう!

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