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映画『ロックスター』は実話!事実部分と見どころを紹介

質問ワニ
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映画『ロックスター』が実話って本当?

映画『ロック・スター』は、実話の内容を含む映画です。

売れないバンドマンの主人公が憧れのロックバンドに加入する夢に溢れるストーリーや栄光を手にした後の苦悩、そして音楽の素晴らしさが楽しめます。

この記事では『ロック・スター』のストーリーをより楽しむために、実話の部分と魅力を紹介します。

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実話部分を知ると、さらに楽しめるはず!

映画『ロック・スター』はどんな映画?

引用:Amazon
主人公:主演クリス“イジー”・コール:マーク・ウォールバーグ
監督スティーヴン・ヘレク
脚本ジョン・ストックウェル

ロック・スターは2001年制作のアメリカ合衆国の映画。ジョージ・クルーニーが製作総指揮を務め、音楽担当はイエスの実質的音楽リーダーだったトレヴァー・ラビンが務めています。

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映画『ロック・スター』の主要キャスト

役名俳優・女優名
クリス(イジー)・コールマーク・ウォールバーグ
エミリー・ポールジェニファー・アニストン
カーク・カディドミニク・ウェスト
ボビー・ビアーズジェイソン・フレミング
マッツティモシー・スポール

映画『ロック・スター』の簡単なあらすじ

主人公のクリスは、ロック界のカリスマ的バンド「スティール・ドラゴン」の熱狂的ファン。そして、スティール・ドラゴンのヴォーカル「ボビー・ビアーズ」を崇拝してトリビュート・バンドで活動していました。クリスは、バンド活動において、スティール・ドラゴンの演奏を完璧に再現することを何より重視

そして、ある出来事がきっかけでバンドメンバーと喧嘩になり、クリスはバンドを脱退します。バンド人生のお先が真っ暗となったクリスに、1本の電話がかかってきました。電話の相手は、なんと崇拝するスティール・ドラゴンのメンバーのカークでした。

カークの目的は、クリスをスティール・ドラゴンのボーカル後任オーディションを受けてもらうこと。用件を聞いたクリスは、恋人兼マネージャーのエミリーとともにカーク邸へ向かいました。

映画『ロック・スター』で実話ベースの部分

ここからの内容には、ネタバレの内容を含みます。ご都合に合わせてご覧ください。

映画『ロック・スター』は、無名のバンドマンが自身の崇拝するバンドに加入して、大成功を収めるサクセスストーリーです。しかし、夢を追う若者が成功するという話だけでは終わりません。

絶大な成功と引き換えに大切なものを失っていくという、リアルな仄暗さが漂うことも『ロック・スター』の魅力です。リアルなストーリーが練られた理由は様々な要因がありますが、映画『ロック・スター』に実話の部分があるためです。

次の項目からは、映画『ロック・スター』で実話の部分を紹介します。

スティール・ドラゴンはJudas Priestがモデル

『ロック・スター』は、Judas Priestのヴォーカルであるロブ・ハルフォードがJudas Priestを脱退したときの話がベースになっています。

Judas Priestとは

Judas Priestは、イングランド出身のヘヴィメタル・バンド。ヘヴィメタルのマニュアルを作り出したパイオニア的存在です。代表曲は「Painkiller」「The Hellion」「殺戮の聖典(Hell Bent For Leather)」など。

『ロック・スター』では、トリビュート・バンドのヴォーカリストのクリスが崇拝する人気バンドのスティール・ドラゴンに加入しました。

無名バンドマンが人気バンドに加入

『ロック・スター』では、無名のバンドマンだったクリスが人気バンドのスティール・ドラゴンに加入します。

一方現実でも、Judas Priestのコピーバンド「British Steel」でアマチュア活動をしていたティム・オーウェンズがロブ・ハルフォードの後任として加入しました。

ロブ・ハルフォードは、メタルゴッドと称されるカリスマヴォーカリスト。そして、後任のティム・オーウェンズは無名のコピーバンドからの大抜擢でした。

劇中のスティール・ドラゴンのオーディションシーンにも、細やかな実話部分があります。Judas Priestのドラマーであるスコット・トラヴィスがロブの後任探しをしていました。

ティムに声を掛けたきっかけは、British Steelのライブビデオを見たことでした。1曲を歌い終わる前にヴォーカルとして採用が決まったことも、『ロック・スター』のワンシーンに組み込まれています。

映画『ロック・スター』の見どころ

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そもそもロックってあまり知らないかもしれない……

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ロックをあまり知らなくても楽しみやすいですよ!

『ロック・スター』の魅力のひとつは、バンドブームさながらのロックな世界観が楽しめること。劇中では、クリスがロックのピースサイン(メロイック・サイン)まで教えてくれます。

でも、ロックをあまり知らなくても楽しめるように魅せてくれることも『ロック・スター』の魅力です。ここからは『ロック・スター』の見どころを紹介します。

夢のあるストーリー

バンドマンなら、一度は人気バンドになることを夢見ます。作中のクリスもそうでした。

そして、スティール・ドラゴンへの加入によって夢が現実になります。クリスがスティール・ドラゴンに加入できたことは、スティール・ドラゴンのメンバーに技量を認められたからです。

ひたむきに努力し続けてきた経緯があったからこそ、メンバーにまで認められる技術を身に付けられたのではないでしょうか。

『ロック・スター』ではクリスの努力が素晴らしい形で実を結んでいます

「本当に大切なもの」に気付く奥深さ

最終的にクリスは、スティール・ドラゴンを去りました。理由は、本当に大切なものに気付いたからです。

スティール・ドラゴンの加入で大成功を手にするのですが、クリスは今まで自分が大切にしてきた何かを徐々に失っていきました。栄光を手にしたはずなのに、自分はこのままで良いのかという葛藤に悩むシーンが印象的です。

妥協なしの音楽

『ロック・スター』には、多数の有名ミュージシャンが出演しています。

役名出演しているミュージシャン
ゴード(スティール・ドラゴンのギタリスト)ザック・ワイルド
A.C.(スティール・ドラゴンのドラマー)ジェイソン・ボーナム
ヨルゲンジェフ・ピルソン
クリスの歌マイク・マティアビッチ
ボブの歌ジェフ・スコット・ソート

スティール・ドラゴンのメンバーとしてギタリストのザック・ワイルド。ドラマーにはレッド・ツェッペリンのドラマーのジョン・ボーナムの息子で、父と同じくドラマーであるジェイソン・ボーナムが出演しています。

さらに、主人公・クリスの迫力ある歌唱力は、ハードロック・バンド「スティールハート」のマイク・マティアビッチが担当しています。

前任シンガーのボビーの歌は、タリスマンやイングヴェイ・マルムスティーンに在籍していた「ジェフ・スコット・ソート」が担当しました。

実際に活躍しているロックミュージシャンの音楽を作中に組み込むことで、ライブや演奏が印象的な映画としても楽しめます。

映画『ロック・スター』の実話部分に注目するとさらに楽しめる!

映画『ロック・スター』は、実話部分がある音楽映画です。

作中の楽曲は音楽ファンも納得のクオリティであるうえに、リアルなストーリーでロックの魅力を深く堪能できます。

映画『ロック・スター』を多面的に楽しんでみましょう。