生理中の岩盤浴の入り方｜ナプキンではない生理用品の利用で漏れ・においが気にならない

生理中の岩盤浴は、施設で禁止されていない限りは問題なく入浴できます。

血行不良の改善や温熱効果によるリラクゼーションによって、生理中の不快感を軽減する効果も期待できます。

しかし生理中だからこそ、体調やマナー面の配慮といった注意が必要です。

この記事では、生理中も快適に岩盤浴を楽しむ方法を解説します。

生理周期ごとのメリットや注意点も詳しく解説しますので、生理中に岩盤浴へ行くか迷っている方は参考にしてください。

生理中の岩盤浴の入り方は？血がでない方法で快適に楽しもう

生理中でも快適に岩盤浴を楽しむなら、生理用品の選択が重要です。

寝転んだ状態での経血漏れを予防できて、汗をたくさんかいても不快に感じない生理用品を選択しましょう。

ここからは、生理中の岩盤浴でおすすめの生理用品を詳しく解説します。

月経カップは繰り返し利用が可能だから岩盤浴やサウナによく行く人におすすめ

月経カップを適切に利用できると、岩盤浴で寝転んでいても経血漏れを予防できます。

さらに月経カップの膣内に経血をとどめる性質上、においが気になりません。

経血がでてこなくてにおいが気にならない月経カップなら、生理中も気軽に岩盤浴を楽しめます。

※参考：災害時の使用済み生理用品の消臭試験｜株式会社テイト微研

月経カップ初心者の方には、murmo/マーモがおすすめです。

• 簡単に着脱できるイージーライン設計
• チャットサポートが充実
• 連続使用時間最大12時間

少し細めで挿入しやすく、挿入中の違和感が少ないことも魅力です。

さらに月経カップの使用方法に悩む場合にも、丁寧にサポートしてもらえます。

電話ではなくチャットなので、通話が苦手な人も気軽に相談が可能です。

岩盤浴をきっかけに月経カップを初めて利用する人は、murmo/マーモの月経カップを選んでみましょう。

初めての月経カップなら、murmo/マーモで決まり

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2024年7月20日月経カップは小学生・中学生も使える？デメリットとよくある悩み・対処法も詳しく解説

タンポンのアプリケータータイプは挿入・取り出しの負担を軽減できるから初心者にもおすすめ

アプリケータータンポンは、専用アプリケータで膣に挿入します。

膣内に指を入れなくても挿入できるうえに、膣から出る紐を引っ張るだけで取り出しが可能です。

そのため、これまでにタンポンを使った経験がない人や手が汚れることに抵抗がある人も利用しやすい傾向にあります。

岩盤浴を生理中に入るときの注意点3つ！入っていいかどうかの判断基準は？

ここからは、岩盤浴を生理中に入るときの注意点を詳しく解説します。

①貧血を起こしやすいから体調に気をつけて無理しない

生理中の岩盤浴では、普段以上に体調に注意しましょう。

生理中は普段よりも鉄分を消費するため※、貧血を起こしやすいためです。

さらに岩盤浴の血行促進効果によって、一時的に経血の量が増える場合があります。

経血の量が多く感じる時期や、めまいやふらつきといった貧血に関連する症状がある場合には岩盤浴の利用を控える方が無難です。

また生理中に岩盤浴で汗をかきすぎると、疲労感やだるさが残りやすいです。

身体に熱っぽさが残ると、寝つきの悪さやイライラなどの不快感に繋がる場合があります。

体調によっては控えるとともに、コンディションが良くても無理をしないことが大切です。

※参考：（ 2 ）微量ミネラル｜厚生労働省

②脱水しやすいから水分補給に気をつける

生理中に岩盤浴に入るなら、水分補給をこまめに行いましょう。

経血で血液を消耗すると、普段よりも脱水症状を起こしやすくなるためです。

生理中の岩盤浴での水分補給には、常温のミネラルウォーターまたは麦茶が適しています。

ミネラルウォーターと麦茶は、水分と同時に汗で失われるミネラルも摂取できます。

疲労感があればポカリスエットなどのスポーツドリンクもおすすめですが、糖分が含まれるため過剰摂取に注意が必要です。

反対に、生理中の水分補給に適さない飲み物はカフェイン飲料です。

利尿作用で水分を排出するため、脱水による不調を避けるなら岩盤浴中だけでなく前後もカフェイン飲料を控えるほうが無難です。

③ナプキンを使うならこまめに交換する

快適ではありませんが、生理中の岩盤浴はナプキンでも入ることができます。

ただしナプキンで岩盤浴には、施設や備品を汚さない配慮が必要です。

ナプキンは経血をだしてしまうため、横漏れで床などを汚さないように注意しましょう。

また、ナプキンは経血以外に汗も吸収します。

いつもより経血を吸収できる量が減るため、ナプキンを岩盤浴で利用するならこまめに取り替えましょう。

生理中の岩盤浴の入り方・順序は？肌質改善を狙う方法を解説

岩盤浴を生理中に適切に入ることができると、生理以外の時期と同じように肌質改善を目指すことができます。

岩盤浴で皮脂腺からじっくりと汗をかくと、老廃物の排出と保湿効果が期待できるためです。

肌質改善を目指すには岩盤浴前にシャワーを済ませて、岩盤浴後は汗を拭き上げるだけで済ませます。

皮脂腺からでる汗はサラサラとしており、汗のにおいが少ないです。

さらに皮脂腺からでる汗は天然の保湿クリームともいわれるため、洗い流さないほうが保湿効果を高められます。

肌への効果を期待して岩盤浴を生理中に入るときには、シャワーのタイミングに気をつけましょう。

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生理前後の岩盤浴にメリットはある？生理周期ごとに期待できる効果を解説

岩盤浴は、生理前後の不調解消に役立てることもできます。

生理周期ごとの期待できる効果は、以下のとおりです。

ここからは、生理周期ごとの期待できる効果・メリットを詳しく解説します。

生理前の岩盤浴はPMSとPMDDの緩和が目指せる

岩盤浴は温熱効果によって、身体を芯から温めることが可能です。

岩盤浴を生理前に入ると、血行不良による腰痛を軽減する効果が期待できます。

また、PMS（月経前症候群）とPMDD（月経前不快気分障害）の緩和を目指すことも可能です。

岩盤浴で温熱による心地よさを感じることで、寝転んでいるだけでリラックスできます。

PMSとPMDDの緩和には、ストレスケアが有効※ です。

ライフスタイルの工夫とともに岩盤浴を取り入れることで、PMSとPMDDの緩和を目指すことができます。

※参考：PMS、PMDDの診断と治療｜J-Stage

生理後はむくみの解消が期待できる

岩盤浴を生理後に入ると、むくみの解消が目指せます。

生理後のホルモンの変化によって、生理中よりも代謝が良くなる※ ためです。

さらに岩盤浴で汗をかくことで、むくみの解消に対して相乗効果が期待できます。

※参考：月経周期内の体組成と安静時エネルギー代謝量｜CORE

生理と岩盤浴に関するよくある質問

生理と岩盤浴に関するよくある質問は、以下のとおりです。

ここからは、生理と岩盤浴に関するよくある質問を詳しく解説します。

岩盤浴へ行くと生理が早まるって本当？

岩盤浴を生理前に入っても、生理が早まる根拠はありません。

しかし、身体が普段にない状態と判断すると生理のタイミングが変化する場合があります。

普段にない状態には、非日常なリラックス感や血行促進も当てはまる場合があるためです。

また生理直前に岩盤浴へ行く場合には、念のため生理用品を持っていくと不安を低減できます。

月経カップやタンポン、ナプキンなどの生理用品を持って行くと、生理かこないかどうかの不安を低減できます。

岩盤浴で生理不順を改善できる？

岩盤浴で生理不順が改善できる根拠はありません。

生理不順の原因は、主にホルモンバランスやストレスなどです。

岩盤浴へ行くと温熱によるリラクゼーション効果によって、ストレスで乱れてしまった自律神経が整う効果が期待できます。

しかし、生理不順が起きる原因には年齢や身体のトラブルなど岩盤浴では対処が難しい内容が影響している場合もあります。

さまざまな原因が考えられる以上、岩盤浴で生理不順が改善できるとは断定できません。

生理中の岩盤浴デートを避けたいときの断り方はある？

生理で岩盤浴を断るには、体調を理由にすると生理と言わずに伝えやすいです。

相手によっては生理と伝わらない場合がありますが、理由が体調であれば理解してもらえやすいでしょう。

生理中の岩盤浴の入り方を知ってリラックスしよう

生理中の岩盤浴は、生理用品の工夫で普段に近い状態で楽しむことができます。

体調を崩さないための注意点は、以下のとおりです。

岩盤浴を生理中に入っても快適に楽しむには、月経カップまたはタンポンがおすすめです。

体調に不安がなければ、生理中も岩盤浴でリラックスしてみましょう。