レコードプレーヤーは、アナログレコードの音楽を再生できる音響機器。デジタルツールが発達した現代でも、レコードの温かみのあるサウンドは人々を虜にしています。しかし、レコードプレーヤーにこれまで触れたことがない人だと、どう選べば良いのか戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、使いやすさに特化した初心者におすすめのレコードプレーヤーを紹介します。初めてレコードプレーヤーを購入する時に知っておきたいことも合わせて解説しますので、ぜひご参考になさってください。
目次
初心者におすすめのレコードプレーヤー3選
オーディオテクニカ AT-LP60X 33はボタンを押すだけの簡単操作
定価(税込) | 15,180円 |
自動再生 | ◯ |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
外形寸法 | H97.5×W359.5×D373.3mm |
カートリッジ型式 | VM型ステレオカートリッジ |
スピーカー | ◯フォノイコライザーを内蔵 |
カラー | 2種類(ガンメタリック・レッド) |
Bluetooth/USB端子 | ×未対応 有線接続 |
オーディオテクニカ AT-LP60X 33は、ボタンを押すだけで再生できる自動再生モデル。レコードプレーヤーを初めて購入する方も戸惑うことがありません。
また、フォノイコライザーが内臓されているため、アンプやスピーカーを買い足すことなくすぐに使用できます。針や交換ベルトが別売りで販売されており、長く愛用することが可能です。
かんたんにすぐ楽しめるオーディオテクニカ AT-LP60X 33なら、レコードプレイヤーを始めて購入する方も安心して楽しむことができます。
ソニー ステレオレコードプレーヤー PS-LX310BTはBluetooth対応で配線ストレス低減!
ソニー ステレオレコードプレーヤー PS-LX310BTはBluetoothに対応しており、ヘッドホンやイヤホン、スピーカーなど多様な機器からワイヤレスで音楽を楽しめることが魅力です。なおワイヤレスで音楽を楽しむには、受信側の機器もBluetoothに対応している必要があります。
さらに本体背面部分に背面にUSB端子を搭載。アナログ音源をデジタル化できるため、お手持ちのスマートフォンにお気に入りのレコード音源を入れて持ち歩くこともできます。
ソニー ステレオレコードプレーヤー PS-LX310BTなら、屋内外のどちらでもお気に入りのレコード音源を楽しむことが可能です。
CICONIA レコードプレーヤー TE-1907は良心的な価格なのに気分がアガるデザイン
定価(税込) | 8,800円 |
自動再生 | ◯ |
駆動方式 | ベルトドライブ方式 |
外形寸法 | 430 mm x 108 mm x 367 mm |
カートリッジ型式 | セラミック圧電 |
スピーカー内蔵の有無 | ◯ |
カラー | オレンジ・ブラウン・ライトブルー |
Bluetooth/USB端子 | ◯ |
CICONIA レコードプレーヤー TE-1907は、1万円以内で購入できるとは思えないデザイン性の高さが魅力です。明るいカラーとレトロな見た目が絶妙で、年齢・性別問わずどなたが所有していてもオシャレに映えます。
トランク型で持ち運びしやすく重さが約3kgなため、外出先で使用したい場合にもおすすめです。スピーカーの内臓によって単体でも音楽を再生できるうえに、他機器とも接続できます。
またFMアンテナ付きなため、ラジオの再生も可能です。難しい操作はなく、ラジオ局を自動で検索できます。デザイン性・機能の汎用性の高さにこだわるならCICONIA レコードプレーヤー TE-1907がおすすめです。
初心者向けレコードプレーヤーを選ぶ時に知っておきたいこと
初心者の方がレコードプレーヤーを購入する前に知っておきたいことを紹介します。
これまでレコードプレーヤーに触れたことがない人でも、悩まずに使用できるようになるべく難しい単語を使わずに解説しております。
コスパ重視なら単体で音楽が聴けるスピーカー内蔵型を選ぶ
レコードプレイヤー単体で音楽を聴くには、スピーカー内蔵型のレコードプレイヤーを選びましょう。レコードプレイヤーの多くは再生機器であり、音の出力には別途機器が必要になる場合が多いためです。
しかしスピーカー内蔵型のレコードプレイヤーなら他機器との接続が不要で、多くのモデルがレコードをセットしたら再生ボタンを押すだけで手軽に音楽を楽しめます。
レコードを再生するうえでスピーカーに特別なこだわりがなければ、スピーカー内蔵型のレコードプレイヤーがおすすめです。
とても古いレコードを再生するならSPレコード対応のモデルを選ぶ
レコードプレイヤーによっては、SPレコードの再生に対応していない場合があります。SPレコードとは、1887年~1963年まで生産されていたレコードのタイプです。追加生産も行われていないため、対応機種が少ない傾向にあります。よって、古いレコードの再生にはSPレコード対応のレコードプレイヤーが必要です。
一方で、LPレコードは一般的な規格にあたります。出回っている多くのレコードプレイヤーがLPレコードの再生に対応しており、特に気にしなくても再生できる傾向にあります。
SPレコードを再生したい場合には、SPレコード対応のレコードプレイヤーを選びましょう。
フルオート式は再生ボタンを押すだけで楽しめる
フルオート再生とは、レコードプレイヤーをセットしてから再生ボタンを押すだけでレコードの再生・停止が行えるモデルです。ほとんどのモデルがボタン一つで操作できるため、レコードプレイヤーを初めて所有する方も簡単に操作できます。
フルオート再生なら、レコードプレイヤーの操作に悩みにくいです!
BluetoothやUSB端子があれば多様に楽しめる
レコードプレイヤーから直接音楽を聴く以外の楽しみ方がほしい場合には、BluetoothやUSB端子が搭載しているモデルを選びましょう。
Bluetoothは、イヤホンやヘッドホンからワイヤレスで音楽を再生できます。ワイヤレスは配線ストレスがなく音楽が楽しめるため、音楽への没入感を高められます。
USB端子があればパソコンとの接続によって、レコードの音源をMP3やWAVなどのデジタルへの変換が可能です。レコード音源をスマートフォンなどに入れて携帯できます。
初心者のレコードプレーヤーに関するよくある質問
ここでは、レコードプレイヤーを初めて購入する方が抱きやすい疑問について詳しく解説します。
レコードプレイヤーで音楽を聴くには何が必要?
本記事内で紹介している自動再生に対応しているレコードプレイヤーなら、レコードプレイヤー本体と針、カートリッジを用意するだけで音楽を楽しめます。
レコードプレイヤーのモデルによっては、フォノイコライザーやプリアンプ、スピーカーなども追加で必要な場合があります。
カートリッジ(レコード針)はどこで購入できますか?
お急ぎでなければ、ネット通販がおすすめです。到着までに時間はかかるもののの、対応の針を確認できればほぼ確実に入手できます。その他にも、レコードプレイヤーを販売している家電量販や音響機器を扱うショップでも購入が可能な場合があります。
レコード盤ってどこを持てばいい?
レコード盤を持つときは、親指で盤の縁を持つようにします。盤面を過剰に触るとノイズの原因になるので注意しましょう。
初心者向けのレコードプレイヤーを目的や希望にあわせて選ぼう
レコードプレイヤーを初めて導入する場合には、操作がかんたんなモデルがおすすめです。近年は良心的な価格で販売されているモデルも豊富なため、予算にあわせて導入しましょう。
初心者向けのレコードプレイヤーを使用して、レコードならではのふくよかなアナログ音源をお楽しみください。