初心者におすすめの在宅でできる副業は？フルリモート歴3年のフリーランスが解説します

「在宅で始めやすい仕事がしたい」「本当に安全な副業を探している」そのようなお悩みを抱える方がいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からいえば、クラウドソーシングサイトの活用がおすすめです。この記事では、未経験からフルリモートで生計を立てている筆者が初心者におすすめの在宅副業を紹介します。

実際に筆者が利用した方法だけを紹介しますので、未経験から在宅でできる副業をお探しの方はぜひ参考にしてください。

初心者におすすめの在宅でできる副業5選！メリット・デメリットも紹介

具体的な初心者におすすめの副業を紹介します。メリット・デメリットもあわせて解説しますので、自分にあった副業を選ぶ参考にしてください。

クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングソーシングサイトとは、依頼したい発注者と仕事を探しているワーカーを引き合わせてもらえるサイトです。デザインやライティング、Web制作などの在宅でできる仕事が複数あります。

有名なクラウドソーシングサイトは、ランサーズとクラウドワークスです。簡単な個人情報の登録だけですぐに利用を開始できます。まずは登録して、自分にあった仕事がないか探してみましょう。

2024年5月12日ランサーズ初心者は何から始めればいい？プロフィール作成のコツ・稼ぐ手順を解説

不用品販売

フリマアプリでお手持ちの不要品を販売すると、意外に大きなお金になる場合があります。自分にとっては不要品でも、求めている誰かがいるなら高額で売却できる可能性があるためです。

有名なフリマアプリは、メルカリや楽天ラクマなどです。メルカリは2023年時点で月間利用者数は2,200万人以上※で、閲覧者の多さから売却しやすさが期待できます。初心者には服や書籍などのコンパクトで発送しやすいものからの挑戦がおすすめです。

※参考元：フリマアプリ「メルカリ」、サービス開始10周年記念インフォグラフィックス公開｜株式会社メルカリ

ハンドメイド作品の販売

編み物や洋裁ができる方であれば、ハンドメイド作品の販売もおすすめです。ハンドメイド作品の販売に特化した販売サイトを利用すると、買い手を見つけやすくなります。

有名なハンドメイド作品の販売サイトは、Creemaやminneなどです。得意やスキルを活かして稼ぎたい人に適しています。

ブログ

ブログでの副業では、アフィリエイト広告やアドセンス広告などで報酬を得られます。稼ぐブロガーさんだと、月収が2000万円台という方も……。

ブログで副業をするには、商用利用可能でアフィリエイト広告の掲載がOKのビジネスブログサービスを契約する必要があります。具体的には、WordPressやSeesaaブログなどです。

ブログの収益方法は、様々な方法があります。基本的な部分を書籍や動画などの自分にあった方法で学んでから、商用利用可のブログサービスでブログを執筆しましょう。

スキルマーケット

スキルマーケットでは、自分のスキルを売ることができます。インターネット上で自分のスキルを商品にするイメージです。

在宅副業であれば、ライティングやデザイン、代筆などがあります。有名なスキルマーケットは、ココナラやランサーズなどです。スキルマーケットは、自分の特技を自由に販売できることが魅力です。

在宅でできる副業をする前の準備はどうすればいい？

在宅副業を始める前の準備は、以下のとおりです。

副業専用の口座・クレジットカード

報酬の受け取り専用の口座と副業専用のクレジットカードは、収支をプライベートと分けるために必要です。収支をプライベート用と混在していると、経理業務の煩雑化や税務調査で不利になる可能性があります。

どちらも時間と手間がかかる作業ではあるものの、用意しなかったときのデメリットが大きいため、副業専用の口座・クレジットカードは必ず用意しましょう。

パソコン

パソコンは、副業を本格的に始めるなら必要になります。スマホでもインターネットを利用できますが、小さな画面では効率良く作業できません。

副業の種類によって、パソコンに必要なスペックは異なります。例えば、ライティングであれば基本的な動作に支障がなければスペックは低くても問題ない場合がほとんどです。しかし動画編集を行うなら、高スペックにこしたことはありません。副業の種類に応じたスペックのパソコンを用意しましょう。

インターネット環境

在宅で副業をする場合、インターネット環境は必須です。なるべく、データ通信量に状況を左右されない状況を用意しましょう。

インターネット環境の準備に関しても、パソコンと似たニュアンスです。回線に負荷をかけやすい作業を行う場合には、なるべく回線速度が速くて混雑しにくいインターネット環境を用意しましょう。

初心者は在宅でできる副業をどう選べばいい？

いろいろわかったけど、どれがやったら良いかわからない……

やってみなければわからないので、できそうな副業から手をつけるのがおすすめです

もちろん、仕事内容との相性は人それぞれです。「とりあえずやってみる」が前提ではあるものの、時間を無駄にしないためにも自分にあった副業の選び方を紹介します。

目標にあった副業を選ぶ

副業に関する目標とは、稼ぎたい金額です。目標金額の達成が見込める副業を選ぶことでモチベーションを維持しやすくなり、副業する目的も達成しやすくなります。

例えば本業に不満を感じている方なら、最終的に生活費を稼げる副業を選びましょう。目標達成までに許容できる時間と副業の伸びしろが一致すれば、生活の収入源を変えるきっかけにできます。

ただし、副業でまとまった金額が稼げるようになるには時間がかかるのが一般的です。目標金額を達成できる見込みのある副業を選びましょう。

趣味に関連する副業を選ぶ

自分の好きなことに関連する副業を選ぶと、継続しやすくなります。眠たい日や気分が落ち込んでいるときでも、主体的に取り組みやすい副業が理想です。

文章を執筆するのが好きなら、ライティング。声に自信があるなら、台本の読み上げをサービスとして販売するのもおすすめです。継続しやすさが期待できる好きなことに関連する副業を選びましょう。

始めやすい副業を選ぶ

趣味や好きなことが具体的に思い浮かばない場合には、始めやすさを優先して副業を始めるのがおすすめです。クラウドソーシングサイトではデータ入力やアンケート内容など、特定のスキルがなくてもできる副業もあります。

始めやすい副業に取り組むメリットは、自分への気付きを蓄積できることです。実際に取り組んでみると「釣りの話ならいくらでもできる」「コツコツ取り組む作業が自分には向いている」など、いろいろな体験があります。始めやすい副業を選んで、自分の適性を見極めてみましょう。

許容できるリスクで選ぶ

副業のリスクは、主に初期投資と稼げるようになれるまでの期間です。高価な準備物が必要な副業は一定スキルと営業力があれば稼ぎやすい傾向にありますが、自分に適正がなく諦めてしまった場合には「お金と時間が無駄になってしまった……」と感じるかもしれません。

リスクを許容できる副業を選ぶことで、心身を安定させて挑戦しやすいです。どの程度のお金・時間なら捻出しても問題ないのかを判断して、副業に取り組みましょう。

人生を潰すほどの無理は禁物です！

初心者が在宅副業を安全に行うための注意点・知っておきたいこと

じゃあ、とにかくやってみますね

より安全に行うために、注意点を解説させてください

本業の就業規則を確認する

会社によっては、就業規則で副業が禁止されています。副業禁止の会社で副業がバレると減給や懲戒免職などのペナルティを科せられる恐れがあるため、許容範囲外であれば副業をしないほうが無難です。世の中全体でみれば副業解禁の傾向にありますが、副業禁止の会社もあるため注意しましょう。

また、公務員の方は基本的に副業ができません。法律で禁止されているためです。副業がバレると免職（クビ）や停職になどの懲戒処分を受ける可能性があります。

所属している会社や業種によっては副業が禁止されている場合があるため、副業を始める前には自分が該当していないかを確認しましょう。

本業と関連性が高すぎる副業は避けたほうが無難

本業と深い関わりがある副業は、避けたほうが無難です。短期的に効率よく稼げるとしても、客観的にみて問題があると判断されると自分や所属している企業が罰則を受ける可能性があります。

例えば、家電メーカーに勤める人が未発売の商品情報をブログで発信するなどです。発信した本人が罰則を受ける可能性があるだけでなく、勤め先のイメージダウンを招く恐れがあります。

ただし、本業で得られた知識を副業活かすのは問題ありません。具体的には、本業で整備士として働く方が自身の経験から「整備士試験を合格するコツ」を発信するなどです。安全に副業をするには、本業との関連性も確認しましょう。

副業のみの収入が年間20万円を超えるなら確定申告をする

副業の所得が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。確定申告とは、決められた期間内の所得と経費、収める税金を申告する手続を指します。

年間20万円以上の副業収入があるにも関わらず、確定申告をしなかった場合には税務署から脱税と判断される場合があります。期間内に納付予定だった税金に加えて、ペナルティを科せられるケースもあるため注意が必要です。

年間20万円を12ヵ月で割ると、1ヵ月あたり1万6千円ほどになります。年間20万円を超える見込みがある場合には、確定申告が必要になる可能性があるため、確定申告の方法を学んでおく必要があります。

翌年の住民税が増える可能性がある

副業で収入が増えると、翌年の住民税が増える可能性があります。住民税は前年度の年収で判断されるためです。個人の年収は本業と副業の合計金額で判断されます。

注意が必要なのは、人生の大きなライフイベントを予定している場合です。翌年に結婚式や家の購入を予定しているなどがあれば、住民税が高額になると負担に感じる場合があります。副業の収入が翌年の住民税に影響を与える点に注意しましょう。

同居してる家族の理解を得てから副業を開始する

在宅で副業を開始すると、家族と過ごす時間が減るのが一般的です。さらに副業のために作業スペースの確保や初期投資が必要な場合もあります。何も言わずに始めてしまうと「自分はないがしろに扱われている」と勘違いされてしまうかもしれません。

副業でお金を稼ぐのも、家族のためなんですが……

言葉で伝えることが大切です

「言わなくても伝わる」とは考えず、何のためにやっているのか・稼げる目安期間と時間を同居してる家族に共有しましょう。

また、同居してる家族から副業の理解を得られれば、メリットも多いです。副業収入が得られれば一緒に喜んでくれたり、率先して協力してくれたりする……かもしれません。

副業を開始して頑張るのはご自身だとしても、一緒に住んでいる以上副業にあてる時間を増やせば間接的に家族の時間を減らす可能性が高いです。副業を開始する際には、必ず家族の理解を得てから開始しましょう。

安全に初心者におすすめの在宅副業を開始しよう

初心者におすすめの在宅副業は、以下のとおりです。

また、クラウドソーシングサイトを活用する場合にはランサーズがおすすめです。複数のワーカーにお仕事を依頼しているタスク案件なら、未経験の人も隙間時間で簡単にこなせる可能性があります。

お金や本業との関わりなどの注意点もあるため、副業を開始する前に確認が必要です。副業を開始しても問題ない環境下にあるなら、早速開始してみましょう。地道にでも取り組むことで、きっと人生にゆとりを持たせられます。