「岩盤浴に入るときは、髪はどうすればいい?」
岩盤浴とは、天然鉱石や岩盤プレートの上に寝転んで身体を温める温熱健康法です。
岩盤浴には、髪や下着を身に着けるかどうかなどいろんなルールがあります。
なかでも、髪の毛に関するルールは明確な正解が提示されている岩盤浴施設が少ないです。
この記事では、岩盤浴に初めて入る方へ向けて岩盤浴の入り方を解説します。
入る前に髪の毛を乾かすのかどうかや岩盤浴を快適に楽しめる髪型についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 下着(パンツ・ブラジャー)はつけないのが一般的。
→不安な時は肌触りが良くて通気性が良いものを選ぼう! - 髪はタオルドライでも大丈夫。
→濡れ髪で入るならターバン巻きがおすすめ! - 髪型はメリット・デメリットを比較して自分にあったものを選ぼう
目次
岩盤浴の基本的な入り方は?下着を付けずに作務衣などの館内着を着よう
岩盤浴の基本的な入り方は、以下の通りです。
- シャワーやお風呂で汗や汚れを落とす
- 下着をつけずそのまま作務衣などの館内着を着る
- 髪はタオルをターバン巻きまたはヘアゴムでまとめておく
- 岩盤の上にタオルを敷いて寝転ぶ
- 身体の汗を拭いて普段着に着替える
次の項目からは、1~5を詳しく解説いたします。
①シャワーやお風呂で汗や汚れを落とす
まずは、シャワーやお風呂で汗や汚れを落としましょう。
岩盤浴がある施設には、シャワー室またはお風呂があります。
岩盤浴よりも先にシャワーやお風呂に入る理由は、汗をかきやすくするためです。
効率良く汗をかくことで、岩盤浴の効果を高められます。
また、岩盤浴に入った時に出る汗は、普段かく汗とは異なります。
普段の汗 | 汗腺から出るべたつきをともなう汗 |
岩盤浴の汗 | 皮脂腺から出るサラサラとした汗 |
岩盤浴の汗は、肌のPH値の調整や保湿効果が期待できます。
岩盤浴の効果を感じやすくするためにも、岩盤浴に入る前にシャワーやお風呂で汗や汚れを落としましょう。
じゃあ、岩盤浴では
たくさん汗をかいたほうが効果を感じやすくなるの?
無理せず、心地良く入るのが一番です
大量発汗を目指した結果、体調を崩したら本当にもったいないです。
岩盤浴の効果と汗の量は必ずしも比例しません。
体調を最優先にして、心地良く岩盤浴に入りましょう。
②下着をつけずそのまま作務衣などの館内着を着る
岩盤浴では、下着をつけずそのまま作務衣などの館内着を着ます。
また、岩盤浴前のシャワー後のスキンケアには無香料の保湿料を顔にのみ利用しましょう。
岩盤浴で汗をかくとしても、皮膚の薄い顔はシャワー後に乾燥しやすくなるためです。
手持ちが香り付きの保湿料なら、
買い足しが必要ですか?
化粧水と乳液が常備されてる岩盤浴施設も多いから、
こだわりがなければ使ってみても良いかも
身体への保湿は、ひざやかかとなどの局所的な箇所が尋常じゃなく乾燥する場合や治療で保湿が必要なときを除いて控えます。
ボディクリームは汗をかいたときにべたつきを感じやすくなるため、塗らないほうが無難です。
岩盤浴施設が男女共用で視線が気になるなら通気性の良い素材の下着がおすすめ
多くの岩盤浴施設内は薄暗くて仕切りがあるうえに、作務衣などの館内着は汗をかいても肌が透けにくい素材です。
そのため男女共用の岩盤浴施設だとしても、視線が気にならない傾向にあります。
しかし下着をつけないことに抵抗がある場合には、通気性が良くて肌触りが良い素材の下着を着用するのがおすすめです。
蒸れにくいシルクやコットンの下着なら、汗で濡れたときの不快な感触を低減できます。
生理時の岩盤浴は生理用品を使用する
生理のときでも、体調に問題がなければ岩盤浴に入っても問題ありません。
しかし、経血量が多いときには岩盤浴を控えたほうが無難です。
体調が万全でなければ、脱水や貧血を起こしやすくなります。
生理中の岩盤浴には、生理用品をお使いください。
快適に岩盤浴に入るなら、体外に経血がでない月経カップがおすすめです。
月経カップを使用するとよほど経血量が多い場合でない限り、平常時と近い状態で岩盤浴に入ることが可能です。
ただし月経カップはある程度慣れが必要なアイテムなため、何度か試して出し入れに問題なさそうなら使ってみましょう。
岩盤浴の心地良さに浸りやすい生理用品を選びましょう。
murmo(マーモ)の月経カップは、充実したユーザーサポート付きで約6,000円で購入できます。
ビデオと公式LINEでのチャットで使えるまでをサポートしてもらえるため、初めて月経カップを利用する人も不安を低減できます。
初めて月経カップを利用する人には、サポート付きのmurmo(マーモ)がおすすめです。
以下の記事では、生理中の岩盤浴の入り方について詳しく解説しています。
生理と岩盤浴が被りそうな方は、確認してみてください。
生理中の岩盤浴の入り方|ナプキンではない生理用品の利用で漏れ・においが気にならない③髪はタオルをターバン巻きまたはヘアゴムでまとめておく
髪は、ターバン巻きまたはヘアゴムでまとめるのがおすすめです。
髪は周囲に迷惑にならない程度であれば、濡れた状態でも問題ありません。
しかし髪の傷みが気になる場合には、乾かしてから岩盤浴に入りましょう。
④岩盤の上にタオルを敷いて寝転ぶ
岩盤浴では、タオルを敷いてから寝転びます。
高温の場合はもちろん温度が低く感じられても低温やけどする恐れがあるためです。
必ずタオルを敷いてから、岩盤に寝転びましょう。
岩盤浴の入り方で目安となるサイクルは、以下の1セットです。
うつ伏せ5分・仰向け10分・休憩10分
こまめに水分を取り、体調の様子をうかがいながら岩盤浴の心地良さを堪能しましょう。
岩盤浴中って何してたらいいですか?
スマホを見ても良いの?
スマホの持ち込みは禁止の施設が多いので、
ぼんやりと温かさを感じるのがおすすめです
スマホは岩盤浴施設で禁止でなければ持ち込めますが、多くの施設で持ち込めません。
高温多湿下でスマホを使用すると故障につながりやすく、盗撮・騒音トラブルを予防する目的があります。
退屈であれば寝ても問題ありませんが、脱水を予防するためにもウトウトするくらいで留めましょう。
⑤身体の汗を拭いて普段着に着替える
岩盤浴を終えた後は、身体の汗を拭いて普段着に着替えます。
できれば、シャワーはせず汗を拭きあげるのみで済ませましょう。
岩盤浴の汗には、保湿効果が期待できます。
また、ベタつきやにおいなどの不快感は少ない傾向にあります。
シャワーで流してしまうと岩盤浴の美肌効果が低減するため、軽く拭き上げるのみで済ませるのがおすすめです。
岩盤浴後のスキンケアはどうするの?
普段お使いの化粧水や乳液を使いましょう
岩盤浴後のスキンケアは、普段のお風呂上がりケアで問題ありません。
化粧水や乳液、フェイスパックなどを使ってケアしましょう。
岩盤浴の入り方で髪に関する疑問を解決!髪型ごとのメリット・デメリットも解説
岩盤浴でよくある悩みの一つが、髪をどうするのかです。
ここからは、岩盤浴で髪に関する疑問と解決方法を解説します。
岩盤浴で髪は傷む?
岩盤浴って、髪が傷むの?
岩盤浴の温度や髪質、
髪が濡れているかどうかにもよります
熱変性とは、熱でたんぱく質の構造が変化する現象です。
岩盤浴で髪が傷むか不安な人は、ターバン巻きと合わせて枕の使用するなどで頭周辺の温度が上がらないように注意しましょう。
岩盤浴での髪型とメリット・デメリット
次の項目からは、岩盤浴室内での髪型の選択肢を紹介します。
細かいこだわりがなければ、ヘアクリップでまとめる以外なら普段の髪型で構いません。
ヘアクリップでまとめてしまうと仰向けになりにくくなります。
髪型と主な特徴は、以下のとおりです。
髪型 | 主な特徴 |
---|---|
そのまま | 首を温めやすいが 濡れていると髪のパサつきを感じる場合がある |
ターバン巻き | 髪を熱から守りやすいが ややコツが必要 |
ヘアゴム | 簡単ではあるが まとめ方によっては仰向けになりにくくなる |
それぞれのメリット・デメリットを紹介しますので、岩盤浴中の髪型に迷っている方は参考にしてください。
髪がそのままの状態
メリット | ・すぐに岩盤浴に入れる ・仰向けになったときに、首を温めやすい |
デメリット | ・濡れた髪が肌に当たると、不快に感じる場合がある ・岩盤浴の熱で髪のパサつきを感じる場合がある |
髪がそのままの状態だと、岩盤浴で首を温めやすいです。
首こりが気になる方や深くリラックスしたい方は、そのままのダウンスタイルがおすすめです。
髪をターバン巻きでまとめておく
メリット | ・岩盤浴の熱から髪を守りやすくなる ・髪の動きを気にせず、岩盤浴を楽しめる |
デメリット | ・ターバン巻きに慣れていないと、ほどける場合がある ・タオルを余分に用意しなければいけない |
ターバン巻きは、岩盤浴の熱から髪を守りやすくなります。
髪をヘアゴムでまとめておく
メリット | ・濡れた髪が肌に当たりにくい ・髪の動きを気にせず、岩盤浴を堪能できる |
デメリット | ・髪にヘアゴムの跡がつく場合がある ・髪型によっては、仰向けになりにくい場合がある |
ヘアゴムで髪をまとめておくと濡れた髪が肌に当たりにくくなります。
髪の動きを気にせず、岩盤浴を楽しめるのがメリットです。
岩盤浴の入り方でよくある質問
ここからは、岩盤浴の入り方でよくある疑問に回答します。疑問の解消にお役立てください。
岩盤浴の前は髪を乾かしたほうがいい?
タオルドライをしておけば、濡れ髪で入っても問題ありません。
しかし岩盤浴の熱で髪の傷みが気になる場合には、乾かしてから入るほうが無難です。
筆者は岩盤浴の通い始めこそシャワー後に髪を乾かしていましたが、途中から面倒になって濡れ髪・ターバン巻きで入ってます。
主観にはなりますが、濡れ髪でも傷みを実感していないのはかなり太い髪質だからかもしれません。
ただ、岩盤浴に入る周囲の人も岩盤浴後に乾かす人が大半のように見えます。
それでも髪の傷みを少しでも気にするのなら、ドライヤーで完全に乾かしてからターバン巻きで入りましょう。
岩盤浴は男性も入れますか?
男女共用の岩盤浴施設であれば、男性も入ることができます。
気になる岩盤浴施設があれば、男性が入れるかどうかを確認しましょう。
また、男女共用の岩盤浴施設には男性1人の方も多いです。
デートで利用する人以外にも、男性1人でリラックス目的の利用も多い傾向にあります。
男性も入れる岩盤浴施設なら、男性1人の利用の珍しくはありません。
岩盤浴の入り方は施設ごとのルールを守って
この記事では、岩盤浴の基本的な入り方を紹介しました。岩盤浴の基本的な入り方は、以下の通りです。
- シャワーやお風呂で汗や汚れを落とす
- 下着をつけずそのまま作務衣などの館内着を着る
- 髪はタオルをターバン巻きまたはヘアゴムでまとめておく
- 岩盤の上にタオルを敷いて寝転ぶ
- 身体の汗を拭いて普段着に着替える
岩盤浴施設ごとのルールを守って、岩盤浴を楽しみましょう。