映画『龍が如く 劇場版』がひどい評判の理由!人物描写の甘さが原因だった

セガの人気ゲームシリーズ『龍が如く』は、リアルな街並みで繰り広げられるドラマチックなストーリーが魅力です。「じっくりストーリーを楽しんでみたい…」そのようなプレイヤーの要望に応えるように、映画『龍が如く 劇場版』も展開されました。

しかし、評判はあまり良いとは言えません。この記事では、映画『龍が如く』がひどいと言われる理由を実際に映画を鑑賞した筆者が解説します。

映画『龍が如く 劇場版』がひどい理由をざっくり言うと
  • 中途半端にストーリーを再現してしまった
  • 映画として鑑賞すると内容が理解できない
  • 人物描写の甘さでファンが落胆した

リオ

筆者はゲーム『龍が如く』をプレイ済みです!

映画『龍が如く 劇場版』はゲーム『龍が如く』の劇場版

映画『龍が如く 劇場版』のストーリーは、2005年に発売されたゲーム『龍が如く』がベース。ゲーム『龍が如く』は、いまや派生作品も含めると10作以上になります。ゲーム『龍が如く』は、龍が如くシリーズの原点です。

ゲーム『龍が如く』はリメイクも発売されている

当時としては、異例の成人男性向けゲームでした。そのため、販売元のセガはあまり売上を期待していなかったようですが、売上本数はなんと100万本。ゲーム『龍が如く』は、大ヒットを記録しました。

凄まじい人気ぶりから、2016年には本作のリメイクにあたる『龍が如く極』が発売されます。『龍が如く極』は、いわば『龍が如く』の進化版。『龍が如く』の魅力的な部分がより強化されています。臨場感溢れる美しいグラフィックさらに作り込まれたストーリーなど。

『龍が如く 極』は、2005年のゲーム『龍が如く』をもう一度プレイしてみたい方にもおすすめです。プレイステーション4またはプレイステーション3でプレイしてみましょう!

映画『龍が如く 劇場版』の主要キャスト

主人公:主演 桐生一馬(北村一輝)
監督 三池崇史
脚本 十川誠志

映画『龍が如く』は、2007年に公開されました。あらすじは、ゲームをプレイしたファンならゲーム『龍が如く』そのままに感じる内容です。ここでは、映画『龍が如く 劇場版』の主要キャストを紹介します。

桐生一馬(北村一輝)

俳優の北村一輝さんが主人公・桐生一馬を演じました。多くの映画・ドラマに出演する人気俳優です。整ったルックスだけでなく、演技力の高さにも定評があります。

映画だと2008年『容疑者Xの献身』や2012年の『テルマエ・ロマエ』の出演で特に存在感を発揮。最近の作品だと『沈黙のパレード』にも出演しています。

真島吾朗(岸谷五朗)

真島吾朗は、龍が如くシリーズのなかでも特に人気の高いキャラクターですよね。俳優の岸谷五朗さんが演じています。サイコパスな人物から人情キャラまで、幅広く演じ分ける演技派俳優として有名です。サイコ~シリアスまで、多様な一面を持つ真島吾朗を演じるには、ぴったりの俳優さんかもしれませんね。

映画『龍が如く』以外だと、2008年の『恋空』や2016年の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』に出演しています。

澤村遥(夏緒)

物語のキーとなる少女・澤村遥は子役の夏緒さんが演じました。2009年の『感染列島』や2014年の『カミングアウト』にも出演しています。

一輝(加藤晴彦)

加藤晴彦さんは、神室町で有名なホストクラブのオーナー・一輝を演じました。風貌や雰囲気など、かなりゲームの一輝に近く感じられます。

他にも知名度の高い俳優・女優がたくさん出演した

塩谷瞬 、 紗栄子 、 夏緒 、 加藤晴彦 、 コン・ユ 、 高岡早紀 、 伊藤高史 、 森本慧など

他にも知名度の高い俳優・女優が大勢出演しました。

映画『龍が如く 劇場版』がひどいと評判になった理由

映画『龍が如く 劇場版』は、原作のストーリーもキャスティングも良い作品です。しかし、ゲームの壮大なストーリーを110分の映画で再現するのは、とても難しかったようでした。

ここでは、映画『龍が如く 劇場版』がひどいと評判になった理由を解説します。

中途半端にストーリーを再現してしまった

ゲーム『龍が如く』の魅力といえば、悲しくも濃厚な人間ドラマ。現実世界に近い世界観ではありますが、ゲーム版の情報量は膨大です。

100億の事件や錦山が豹変した謎などのミステリー要素、桐生一馬と澤村由美の大人の恋愛などのラブロマンス、ゲームのサブストーリーにはシリアスから一転したコミカル要素もありました。

ゲーム内容を踏まえると、上映時間の110分は短いです。濃厚な内容のゲームを再現するには、時間が短かったようです。映画のあらすじはゲームとほとんど同じですが、メインストーリーは結構削られています。ゲームの内容をそのまま映画で楽しめると期待して鑑賞すると、残念な思いをするかもしれません…。

映画として鑑賞すると内容が理解できない

映画とは、基本的には単体で鑑賞しても理解できる作品です。しかし、映画『龍が如く 劇場版』はゲーム『龍が如く』をクリアした人でないと、あまり内容が理解できません。なぜなら、内容が省略されすぎているためです。

ストーリーが進行するうえで、終始圧倒的な説明不足感が漂います。原作での重要人物である錦山彰に関する描写があまりにも少なすぎました。一方で映画オリジナルキャラクターも出てきます。

『龍が如く』の世界観をそのままに、群集劇にしたかったのかもしれません。しかし、ストーリーの根幹がはっきりしないままで進行するので、やはり映画作品としての印象が薄くなります。

人物描写の甘さでファンが落胆した

キャスティングは、決して悪くありません。むしろ、桐生一馬と真島吾朗を演じた2人は、コスプレ感なく映えています。それだけに、人物描写の甘さを残念に思った原作ファンは多いはず

ゲームと映画は終わり方がほとんど一緒なのに、物語のスタート時点が異なります。重要な部分が省略されているので、主要人物である桐生一馬と真島吾朗の重要性が見えてきません。

桐生一馬はなぜこの事件に巻き込まれているのか、真島吾朗がなぜ桐生一馬と喧嘩したがるのか、など。名前やビジュアル以上に表現してほしいと思ったファンは、多いはずです。

映画『龍が如く 劇場版』の良かったところ

映画『龍が如く 劇場版』は、ゲームをプレイしていると理解できるマニアックな部分は妙に再現されています。代表例は、ヒートアクションやスタミナンスパークなど。

街並みを見ていると、ゲーム内で登場するポッポやドン・キホーテも登場します。鑑賞しながら、ゲーム『龍が如く』に登場した小道具などを探すと意外な気付きがあるかもしれません。

まとめ:映画『龍が如く 劇場版』はゲーム『龍が如く』をクリアしてる人向けの映画!

この記事では、映画『龍が如く 劇場版』がひどいと評判になった理由を紹介しました。ひどいとはいわれるものの、妙な部分で凝っている映画です。世界観を楽しむような感覚で鑑賞してみましょう。

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