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適応障害で休職中の過ごし方|復職を回避する方法と罪悪感についても解説

適応障害での休職中は、心身の休養を優先させることが大切。環境を起因のストレスと深い関わりがあるため、場合によっては退職を検討するのも有効です。

この記事では、適応障害で休職中の過ごし方を解説します。罪悪感やお金に対する不安などの休職中に生じやすい悩みへの対処法も詳しく解説しますので、適応障害で休職中の方はぜひ参考にしてください。

家族に発症経験のある筆者が解説します

この記事がおすすめな人
  • 適応障害の休職中にどう過ごせばいいのかわからない人
  • 休職中のお金の不安に対処したい人
  • 復職せずにそのまま退職したいと思っている人

適応障害で休職するときに知っておきたいポイント

適応障害で休職するときに知っておきたい2つのポイントがあります。お金に関する後悔や病状の悪化を予防するために役立つ知識を紹介します。

休職の定義を理解しておく

休職とは、雇用関係を維持したまま休暇している状態です。注意したいのは、休職に関する取り決めは会社ごとに異なること。法律で定められている制度ではないため、会社によっては休職制度そのものがありません。存在しない場合には休職以外の方法を検討する必要があります

また、休職制度の利用には医師の診断書が必要な場合が多いです。休職を検討している段階の方は、ご自身が所属している会社がどのように休職を取り決めているのかを調べておきましょう。

注意

会社によっては休職制度がない

環境を変える必要性を理解する

適応障害は、悪化するとうつ病へ進行する可能性があります。適応障害とうつ病の違いは、ストレスの対象から離れても症状があるかどうかです。うつ病を発症すると、原因から遠ざかっても憂鬱などの症状が生じます。

また適応障害を発症するきっかけには、職場環境や人間関係などの明確な原因があることも特徴です。しかしストレスの感じ方は人それぞれ。他の人が問題なくても自分にとって大きなストレスとなっているのなら、環境を変える必要があります。

注意

適応障害の発症は自分からみた環境が原因。

甘えや怠けではない。

適応障害で休職中の過ごし方

適応障害で休職中の過ごし方を詳しく解説します。

心身の休養を優先する

適応障害で休職中の過ごし方には、心身の休養が何より大切です。「家族やお金のことを考えると、そうは言ってられない」そう考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし何をするにも健康は必要不可欠。心や身体に支障がある状態では、仕事もプライベートも充実度が半減します。大袈裟に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本来のパフォーマンスを取り戻したいならなおさら休養が必要です。

とは言ってもお金の不安があります……

お金の不安への対処法をお役立ていただけましたら幸いです

生活リズムをなるべく崩さない

休職初期のたくさん寝る時期を明けたら、なるべく昼型の生活を維持しましょう。完全に昼夜逆転してしまうと、復職したときに負担がかかりやすくなります。

復職はそもそも心身に負担がかかりやすいため、少しでもハードルを下げておくほうが無難です。日が昇る時間にあわせて寝起きすることで、自律神経が整いやすくなり適応障害の症状が改善しやすくなります。

気分転換を取り入れる

意外にも、休職中にもストレスを感じる場合があります。仕事を休んでいる意識があると、罪悪感が生じる場合が多いです。気分転換で病気や仕事を意識しない時間を作ると、休職中のストレスを低減できます。

手軽なものなら、読書や映画、動画鑑賞がおすすめです。身体を動かしたい人なら、散歩などの運動もしてみましょう。客観的にはわかりづらいストレスがかかるため、自分で積極的に気分転換を取り入れることが大切です。

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受診する

適応障害の治療には、心療内科または精神科を受診します。受診する病院で重視したいポイントは、家からの近さとスタッフの対応です。複数回の通院が前提なため、なるべく負担を感じにくい病院を選びましょう。

適応障害の休職中に復職を回避する方法

「職場復帰を考えるだけで、不調になる……」という方へ向けて、適応障害の休職中に復職を回避する方法を解説します。

慎重に転職を検討する

結論、休職からそのまま退職することも可能です。どうしても環境があわない場合には有効ですが、長期目線で慎重に検討する必要があります。無計画に退職すると、お金やキャリアなどの問題が生じるためです。

一方で、退職後の生活に問題がなければ転職を検討するのは有効です。慎重に検討しましょう。

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休職の延長を相談する

休職期間の取り決めがある会社の場合、中小企業なら6ヵ月・大企業なら1〜2年程度が多い傾向にあります。気をつけたいのは適応障害を含むメンタル疾患の場合、休職の延長を申請しても認められにくいこと。

理由は、具体的な復帰時期を判断しにくいためです。外科手術を受けて休職する場合は完治する時期を推測できますが、適応障害を含むメンタル疾患の場合は症状や時期に個人差があります。よって、休職の延長を認められにくいのが一般的です。

自分にあった働き方を検討する

適応障害の可能性が高い場合、人間関係や業務内容などの発症に至った理由に心当たりがあります。発症した理由から逆算して、自分にあった働き方を考えてみましょう。

人間関係が原因の場合には、フルリモートで働くとストレスを低減できる可能性が高いです。近年はフルリモートを取り入れている会社も多いため、興味のある職種でフルリモートの求人を探してみるのも良い方法です。自分にあった選択をするためにも、ある程度回復してからできることを実践しましょう

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適応障害の休職中に罪悪感を感じたらどうすればいい?

繰り返しになりますが、適応障害の休職中は心身の休養が大切です。もし罪悪感を感じるときには、以下の対処法を参考にしてください。

適応障害の休職中に罪悪感を感じたときの対処法
  1. 休む重要性を確認する
  2. 気分転換で気を紛らわす
  3. 信頼できる人に相談する

適応障害を含むメンタル疾患は、回復に時間がかかる場合がほとんどです。どのくらいの時間が必要なのかは、人によって異なります。

どうしても休むことに罪悪感があるなら、休む期間を自分で設定しましょう。適応障害の休養期間は、目安6ヵ月です。最低6ヵ月を目安に治療に専念する期間を設定しましょう。明確な期間を設けることで、罪悪感を感じにくくなります。

また、医師や家族などで信頼できる人に悩みを相談するのも有効です。悩みを話すだけで気分が落ち着く場合があるうえに、自分では気付かなかった客観的な視点に気付ける可能性があります。罪悪感を感じたときには、対処法を参考にして乗り切ってみてください。

適応障害で休職中のお金の不安への対処法

適応障害で休職中のお金の不安への対処法として、利用できる制度を紹介します。お金の不安を低減して休職期間を過ごしましょう。

傷病手当金を受給する

対象者社会保険(健康保険)に加入している人
条件業務外の傷病で療養のために仕事を4日以上休んでいる
期間通算1年6ヵ月
金額直近12ヵ月の標準報酬月額をもとに支給額を計算
(おおよそ月収の3分の2)
支給元加入している健康保険

傷病手当金は、傷病中の保険加入者本人と家族の生活を守るために設けられている制度です。社会保険に加入している人のみ受給できます。国民健康保険に加入している人は利用できないため注意しましょう。

受け取れる目安金額は月収の3分の2ですが、支給額から社会保険料が引かれます。傷病手当金に関して、加入している健康保険の種類によって異なる内容もあるため、詳しい内容はご自身が加入している保険協会で調べてみましょう。

自立支援医療制度を利用する

対象者精神疾患で
長期的な通院が必要な人
条件・医師の判断
・申請受給者証の発行
期間1年間(更新可能)
金額医療費(診療・薬代)による
自己負担額を1割まで低減できる
実施元各種自治体
※申請は保健センターや
区市町村の窓口

自立支援医療制度は、適応障害を含むメンタル疾患で長期的な治療が必要な場合に利用できます。自己負担額を1割にまで低減できるため、治療に際する医療費の低減が可能です。診察料や薬代が医療費に含まれます。

自立支援医療制度の注意点は、指定医療機関でのみ適用されることです。どの医療機関でも自己負担額が低減されるわけではないため注意しましょう。また、申請受給者証の発行には平均2ヶ月程度の時間がかかるため早めの手続きがおすすめです。適応障害の治療も自立支援医療制度を利用できるため、通っている医療機関で質問してみるのも有効な方法です。

生活保護を受ける

動画:ぴよぴーよ速報様
対象者一定条件を満たせる人
(年齢制限なし)
条件・世帯収入が13万円以下
・身内からの支援を受けられない
・病気などで働けない
期間特になし
金額最低生活費から収入を
差し引いた金額
支給元各自治体

生活保護は、経済的困窮がどうしても解決できない場合に利用できます。財源が税金なため、他の手段ではどうしても解決できないことを証明しなければ利用できません

本当に困窮しているときの生活安定に役立てられますが、資産や家に制限がかかるうえにクレジットカードが所有できなくなるなどの注意点があります。しかし他の手段がないときには、生活安定を図る手段の一つとして有効です。

適応障害で休職するときは心身の休息を優先しよう

適応障害で休息するときには、心身の休息を優先しましょう。何をするにも、まずは休息からです。自分にあった判断をするためにも仕事を続けるかどうかは、とりあえず休んでから考えましょう。

筆者の家族は復職がかなり困難だったため、休職中に退職しました。当時は借金もあったうえに世帯収入が低く、お金の不安がありました。しかし、制度の利用や一時的な生活レベルを落とすなどで生活を維持した結果、現在は前以上に充実した生活が送れています。

もちろん考え方次第で判断が変わる部分なため、ゆっくり休んでから今の仕事を継続するかどうかを判断してみてください。